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大変なことはたくさんあったでしょう、でもそれを上回る喜びもあったのではないですか?

読み終えた本、町田そのこさんの「ドヴォルザークに染まるころ」

大変なことはたくさんあったでしょう、でもそれを上回る喜びもあったのではないですか?_d0400172_15323989.jpg

小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。東京でバツイチ子持ちの恋人との関係に寂しさを覚える看護師。認知症の義母に夫とのセックスレスの悩みを打ち明ける管理栄養士。父と離婚した母が迎えに来て、まもなく転校することになる小六の女の子。発達障害のある娘を一人で育てるシングルマザー。
小さな町で、それぞれの人生を自分らしく懸命に生きる女性たちを描いた感動作。


九州のある街の小学校、その廃校間近の小学校の記念行事の日、そこに子どもを通わせているママたちのそれぞれの物語。
30代から40代のママたち、母や妻という役割にとらわれて、自分のための人生を生ききることが難しかったり、子育てや介護は女性の仕事という価値観から逃れられなかったり‥

ある女性は、夫から寝たきりの舅の介護を押し付けられ、そのために仕事を辞めろと言われ、夫は介護を何も手伝おうともしない。
舅からのセクハラもある。
で、その女性は、街にやってきた画家と駆け落ちして、街を出てしまう。

ある女性は、夫と、周りからは理想の夫婦のように見られている。
実際仲はいいのだけれど、実際はセックスレス。
彼女が誘っても、夫は、「ママはママなんだよ、ママとのセックスはもう考えられない」と言って、それを拒む。
その一方で、その夫は風俗に通っている。
で、彼女は、自分を女としてみない夫と、離婚も考え始める。

ある女性は、この街で付き合った男との間に子供ができるけれど、男には婚約者がいて、中絶してくれと頼まれて、中絶し、街を出て、都会に。
そこでは新しい恋人ができ、その相手はバツイチ。
バツイチだから、不倫ではないけれど、その男は、前の妻との間に娘がいるので、その娘のことを考えて、彼女と結婚はしないと、そして、子どもも作らないと言う。
彼女はそれでも彼のことが好きだから、それでもいいかとそのことを受け入れる。
でも、娘の結婚式の日、嬉々として出かける男を見て、寂しくて寂しくて、別れも考え始める。

などなど。

町田そのこさんの作品は好きです。
でも読み始めた当初は、なんか今までとちょっと違うかなと思ったのですが、途中から、やっぱり引き込まれてしまいました。

3つ目に書いた「前の妻との間に娘がいるので」という女性の話ですが、私と重ね合わせるところもありまして‥
私は30代で膠原病になった時に、妊娠出産で病気が悪化することもあるから、子どもはやめておいた方がいいと、ドクターに言われました。
だいたい、本当に具合悪くて、子どもどころの話ではなかったのです。
だから、子どもを持たなかったことを、どうこう思っているわけではありません。
でも、パートナーは、そういう事情を知っていながら、「あなたは、子どもを持たなくてよかったよ。俺なんか、いまだに子どもにすねをかじられて、心配させられているのだから」というのです。
大変なことはたくさんあったでしょう、でもそれを上回る喜びもあったのではないですか?

こういうことを言うパートナー、これはパートナーの冷たさか、男の人はこんなものなんでしょうか。





お読みくださってありがとうございます。

ポチッとしていただけると嬉しいです。





Commented by yumechiyan at 2026-02-08 04:06
おはようございます
小説で自分の人生と重ね合わせて考えさせられる事って多いです
男なんて基本的に身勝手だと思います 困ったもんですね
Commented by igirisunokaze at 2026-02-08 05:30
おはようございます。
ことごとく男運の悪い女性ばかりが登場するんですね。
子育ては喜びではあるけれども「子供はいればいるだけ苦労も多い」と誰かが言ってました。
>「あなたは、子供を持たなくてよかったよ」…冷たさではなくて優しさだと思いますけど^^
男の人はそんなもの、行動も言葉掛けも不器用だから上手く伝えられないのよ。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 05:49
ゆめさん、おはようございます。
そうですね、重ね合わせて色々考えること多いですね。

ホントホント、身勝手な生き物だわ。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 05:52
igirisunokazeさん、おはようございます。
解説にも書いてありましたが、北九州、いまだに男尊女卑の傾向が強いって。
そう言うことも反映されているのでしょうかね、この小説。

冷たさでなく優しさ?
パートナーが冷たい人だとは思いませんが、このことに関しては、冷たさだと思います。
「娘が、娘が」と言う人ですから。
だから、小説に出てきた男と、重ね合わせてしまうのですよ。
Commented at 2026-02-08 06:03
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Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 06:12
6:03の鍵コメさん、おはようございます。
色々と考えさせられる本ですね、女性のあり方に関して。
まあそれと比べると、私なんて幸せだよなと思います。

パートナーには、このことに関しては、何度言ってもダメなんです。
子どもを持たなかったことに関して、そんなに悲観しているわけではないのですが、でも、この言い方はないだろうと思います。
わからないのかな、こういう気持ち‥

Commented by nantosyouyo at 2026-02-08 07:31
人の不幸は蜜の味。こういう小説が流行っているのですか。人生色々です。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 08:58
鹿駘无さん、おはようございます。
みなさん、不幸というような小説ですが、でもこういうことって、実生活でもあることなんでしょうね。
Commented by kirakira44-4 at 2026-02-08 14:36
ご主人様は、前妻との間に子供さんがいらっしゃいます。
でも、ご縁あってさくらんぼさんは、そんなご主人様と結婚されてる…そりゃあ、色々とあると思うわ。
ご主人様の気持ちは、両方じゃないかしら?
子供の事を愛している故に、苦労する、
もう一方では、子供を持たない方がいらん苦労をしなくていい。
私は、ご主人様の冷たさからだとは思いませんよ。
Commented by olive07k at 2026-02-08 14:48
ん、 何か 良さそう
この ご本 読んでみたいわ💖
Commented at 2026-02-08 16:17
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Commented at 2026-02-08 16:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 20:43
YAKKOTANさん、こんばんは。
うーん、子供を持たない方がいらん苦労をしなくていい、それはわかるんですけどね。
でもねー、やっぱりなんとなく引っかかるのですよ。
自分は、娘が娘がですからね。
私のひがみかな?
Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 20:44
saraさん、こんばんは。
なかなか面白かったですよ、この本。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 20:47
16:17の鍵コメさん、こんばんは。
えー、ご主人、それはひどいなー。
うちのは、物理的な冷たさはありませんが、言葉が冷たいんですよね。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-08 21:01
16:53の鍵コメさん、こんばんは。
人生いろいろですよね。

パートナーは、夫婦仲が悪くて、そのことで子供たちには悲しい思いをさせたというのが、今になってもまだあるのですよね。
だから、子供には甘いのです。
子供たちも、それをわかっていますからね( ̄▽ ̄)

Commented by mikihana922 at 2026-02-08 21:28
こんばんは。
今、町田その子さんの本を図書館で予約中ですが
この作品は知りませんでした。
参考になりました。
良い情報をありがとうございます(*^^*)
Commented by sonatine-album at 2026-02-08 22:42
10人いれば10通りの人生がありますよね。
いい事も大変なこともそれぞれにあったと思います。

子どもを持たなくて良かった、というのは他人(自分以外の人)から
言われたくないですよね。
男の人には子どもに関心がない、自分が一番大事という人がいます。
年とっても子どもを気にかけていらっしゃるパートナーさんは優しいと思います。
Commented by 1218puyo2 at 2026-02-09 01:29
ぷよかーしゃんです^^
ごめんなさいね。
さくらんぼさまの一番大切な
パートナーさまのことだから
初めに謝っておこう(笑)

それは全くいけないです‼️
パートナーさま⁉️

あまりに女性を解っておられない。
たとえ頭にちらりと過ったとしても
決して口に出してはいけないこと‼️
だと私は思います。

でも今までのさくらんぼさまの
話されるパートナーさまのイメージは
男性女性の特性を理解した上での
男女平等のお考えの方だと
感じています。

これは…たぶん…想像ですあくまでも。
お子さま方との関係が、思うように
なっていないことに
不満⁉️不安⁉️があり
それを「簡単にはいかないんだよ」
とさくらんぼさまに解って貰いたくて
甘えてらっしゃるのではないか、
と勝手に想像します。

お子様方と思うようになっている
のであれば
パートナーさまのことだから
さくらんぼさまのご病気のこととかも
考え、決して、思いもせず、
口にされないと思うのですが…

でも、それでもダメです‼️
甘え過ぎです。尊重しなければ。
お互いパートナーを、そんなことで
不快にさせたり悲しませたりするのは‼️

私なら「そういうことを簡単に
口に出すもんじゃないと思う。」
「私はそれで凄く傷ついたのよ。」

素直な自分の気持ちを伝えて
できる限りわかって貰うように
するかな…

きっと、さくらんぼさま、
なんでも受け入れてあげて
お優しいんだと思います❣️
Commented by yuminihonshi at 2026-02-09 03:40
mikihanaさん、おはようございます。
町田そのこさん、いいですよね。
これも最初は?と思ったのですが、読み終えてみれば、やっぱりよかったです。
次は、月とアマリリスかな。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-09 03:41
sonatine-albumさん、おはようございます。
ホントそうですね、人生いろいろと考えさせられる本でした。

パートナーは子どもには優しいですよ。
夫婦仲が悪くて、子どもたちには悲しい思いをさせてというのが、すごくあるみたいです。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-09 03:45
ぷよかーしゃん、おはようございます。
家々、どんどん言ってください(笑)

そうですね、男女平等的な考えだと思いますよ。
でもことこのことに関しては、何度かやりとりをしているのですが、ダメなんです。
私はそれで傷ついていると言っても、わからないみたいです。

夫婦仲が悪くて、子どもには悲しい思いをさせてきたからというのがすごくあって、子どもには甘いというか、なんというか。
子どもの方もそれをわかっていて、いつまでもスネ限りかな‥

Commented at 2026-02-09 09:31
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yuminihonshi at 2026-02-09 15:58
9:31の鍵コメさん、こんにちは。
どちらの方の場合も、遺産相続揉めそうに思います。
妻との間は離婚で終わりでも、子供はそうはいかないですものね。

Commented by yuminihonshi at 2026-02-09 16:01
HATOKOさん、こんにちは。
私は、出産が女性の価値だとは思っていません。
だから自分の子供を持たなくても、たくさんの生徒たちと知り合えたしね^^
子供を持てなかったことを、後悔しているわけでもありません。
でも、パートナーのその言い方はないだろうと思うのですよ。
自分は、子供を持っておいて、持たない方がいいよーなんてね。
それは私に失礼だと思うのですよ。
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by yuminihonshi | 2026-02-08 04:00 | 読んだ本 | Comments(25)

60代の主婦です。今が人生で一番幸せかな。そんな私のちょっとした備忘録。


by さくらんぼ
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